プレーオフの是非

ロッテの感動的な優勝から一夜明け、世間ではプレーオフ制度の是非について色々議論されているようだ。確かにレギュラーシーズン1位で終えたソフトバンクの選手やスタッフ、ファンにしてみればたまらないだろうな。何のためのシーズンだったのか?って思うだろう。
でもプレーオフをやることでいろいろと興行面でもプラスになるものもあるわけだ。例えば入場料収入、放映権料、グッズの販売、世間の注目度・・・。現実的に考えればパリーグプレーオフがなければ、パリーグの優勝決定ゲームを中継する地上波はないだろう。今回のプレーオフですら地上波中継があったのは第4戦から。これだけ盛り上がってるように感じる試合でも現実はこうだ。

プレーオフ自体のシステムもあいまいだ。まず5ゲームで1勝のアドバンテージがあるらしいが、この基準はなんなのか?先に行われたロッテ対西武の第1ステージなんて西武勝率5割にも届いてないのにやったわけでしょ?ここでロッテが負けてたらそりゃ大変なことだ。
来年から見直しもありそうだが、とりあえず1位のチームにはゲーム差に関係なく1勝のアドバンテージを与えたらいかがなものか。あとはあまりにもゲーム差が開きすぎた場合はプレーオフなしとかね。


去年のサッカーで言えば、レッズは年間勝ち点でマリノスを上回っていたのに、チャンピオンにはなれなかった。逆に今シーズンが2ステージ制のままなら、前期は鹿島が優勝だろうし。後期は今頃セレッソが旋風を巻き起こしている頃だ。なかなか難しいもんだね。