勝手気ままにリーダー論

今日会社で部門長に「なぁ、最近うちの社内(部内)空気が停滞していると思わないか??」と聞かれた。迷うことなく「そうですね。」と答えた。聞けば大事な連絡が現場まで伝わってなかったようで、かなり興奮して会議でしゃべったところだったらしい。その連絡は俺も聞いていたので、内容はすぐ理解できた。結局伝えるべき人間がそれを怠ったおかげで、得意先からお叱りを受けたようだ。まぁお叱りって上品な言い方にとどめておくが。


部内の空気がおかしいのは、前々から感じていた、というより自らそういった部分の問題提起とか(言ってしまえば「これでいいのかお前等!?」みたいな煽りに近いかもしれない)進んでやってきたつもりなので、ようやく気付いたか、みたいな感じではあるのだが。


簡単に言ってしまえば、要は働かない課長がいるわけです。こいつが諸悪の根源であり(決して言いすぎではない)、業務の流れや情報の流れを遮断している張本人なのだ。おまけに会社の車を通勤に利用し、交通費を不正に受給しているという噂もある、というよりそういったことをやっている奴なのである。もちろん証拠は押さえてある。
最近では契約社員の間からも不満が続出していて、みんな爆発寸前である。正直交通費の不正とかそんなことは直接自分たちには関係ないのでどうでもいいが(会社的には大問題だろうが)、とにかく自分の役目は果たしてくれと。要はそういうことだ。こんな奴の事を長々と書いても何の得にもならないし、時間の無駄なのでやめておく。


何が言いたいかと言えば、『組織』というものの中で、どこかに自分の役目を果たさない人間が一人でもいれば、組織としての機能は低下または機能しなくなってしまう。組織には必ずリーダーがいるものだ。が、リーダーは一人ではないのだ。究極的に言えば誰もがリーダーだ。自分の行動や仕事においては、基本的に自分の責任で行っているはず。そういう意味では、自分の行動を管理するのは自分というリーダーということになる。


組織のトップ、会社で言えば社長だが、トップのリーダーにはあらゆることが要求される。組織が進むべき方向や方針を決定し、なおかつその方針を組織全体に浸透させなければならないし、ある目標や決め事を遂行するにあたって、あらゆる手を考えておく必要がある。つまり、トップリーダーが方向性を見失ったり、行ってはいけないほうに進みはじめると、例の耐震強度偽装問題などの問題に発展してしまうわけだ。総研の内河さんもね〜。偽装離婚までしてるしね〜。カス野郎だな。


リーダーというものは自分が決めた範囲、よく本などではビジョンという言われ方をするが、ビジョンを明確に持つのと同時に、一定の線を越えた決裁はしてはいけない。つまり特例をやたらと認めないということ。特例として認めるならば、なぜそれを認めることが正当性があるのかきちんと説明できる必要がある。いろんな場所において誰かを特別扱いする上司がいると思うが、それがただの贔屓なのか、それとも特別扱いする理由がきちんとあるのか、結局はそこに尽きる。


話がだんだん大げさになってきたけど、自分も会社においては社員を何人かまとめる立場だし、ペーニャの代表や、フットサルチームの主宰などしている身なので、こういうことは常に考えてやっている。たかがペーニャ、たかがフットサルと思ってしまえば気が楽なのだろうが、そう思ってしまったらきっとそれなりのものにしかならないだろう。こういった話はこれからも少しずつ書いていきたいと思う。