方法論なら誰にでも語れる

勤務先の実績がここのところよろしくないらしくて今日は呼ばれて状況説明をされた。実績がよろしくないっていっても倒産の危機とか失職の危機とかそういった切羽詰ったレベルじゃないのが幸いだが。ただ実績が落ち続ければ毎日毎日献身的に愛社精神を持って働いてる俺たちのボーナス辺りが怪しいので早めに手を打っておくに越したことはない。


表題の「方法論なら誰にでも語れる」ってまさにその通りで、例えば俺だって有名どころの先生方の著書をいろいろかいつまんでそれらしくしゃべればそれなりの話ができる(はず)。ただそういった本になぜみんな飛びつくのかといえば、著者がそれを考えて実行してなおかつ成功したからであって、第三者がその本を読んで仮に同じように実践したとしても、全く同じ成果が期待できるかといえば、全くそんなことはないわけで・・・。だからそういったどっかから拾ってきたような言葉を並べ立てて方法論を語ったところで虚しいだけだ。「経費節減して利益拡大」とか言ってみたところでやらなきゃ意味ないでしょ?いつまでたったって利益は増えない。でもって、うちの会社もたいそうな目標や行動方針なんかをぶちあげてみたりするのだが、どうも結果が中途半端で非常に生ぬるさを感じる。少なくとも自分が預かるグループは一生懸命やってるつもりだけど。