完勝!

FC東京3−0ベルデー×
わはは、見たか!!いやいや痛快痛快。代表組の不在を感じさせない試合でした。


開始早々のブルーノの見事なファーストシュートが決まり、主導権を握る。


その後も惜しいシーンが続く。ブルーノが2回、平山のバー直撃のヘッド・・・。スタメンにエメルソンが入ったことで中盤でのタメや、パス&ゴーのシーンが増えて非常に見ていておもしろい。カボレとのコンビも見ていて何かが起こりそうだし、だからといってカボレ一辺倒になるわけでもなく、ベルデーの戦術フッキならぬ戦術ブラジルトリオ的なサッカーに比べると攻撃のアイディアは豊富だったね。ベルデーもあの3人にあとひとりふたり絡んできているときは厄介なんだろうけど、今日は前線の3人だけで攻撃してた場面がほとんど。フッキも確かに怖いけど無理な体勢からシュートを苦し紛れに打ってくれるのでそういう意味では助かった部分もある。ブラジルトリオ対決ではうちの圧勝だな。


ベルデーは今日初スタメンの椋原のサイドを狙ってきていたけどそれほど効果的な崩しはできずじまい。椋原も1対1ではほとんど負けていなかったし、エメルソンや佐原がよくサポートに来ていた。


前半の終盤から後半にかけてベルデーの攻勢にさらされる時間が長かったけど、そこでセットプレーから佐原のゴールで突き放し、FKから徳永が軽くグラウンダーで蹴りだす→エメルソンがスルー→カボレ受ける→走っていたエメにパス→祐介にスルーパス→土肥の股間を抜くトドメ弾と試合運びとしては上々だったんではないかな。今日は全体的に凡ミスも少なかったし、久々のスタメンだった平山も得点こそなかったものの中央で基点になっていたし、あとは点を決めればよくなるよきっと。サイドに流れすぎてボールを簡単に失っていた頃からすればよくなってる。


最近感じるのは今季チームとしてもそうだし、なにより選手個人個人の底上げがうまくできているな・・・という印象。選手によって上昇曲線の描き方は違うが、確実に着実に力をつけているなと。6月末にリーグが再開して7月は浦和、鹿島、ガンバと強豪3連戦が続くけど、その3連戦で五分、あわよくば勝ち越すようなことがあれば、かなり期待が持てるってもんです。


来週は松本での清水戦。勝てば勝ち点差で並ぶものの得失点差がかなり開いているので、残り2戦勝ってグループ2位の上位2チームに滑り込みたい。正直最初は今年のナビスコ予選はいろんなことを試すような位置づけでもいいのかなぁとも思っていたんだけど、ここまで来たら是非決勝トーナメントに残りたいね。ナビスコ限定のピンバッジだけど、松本で販売予定のアルウィンをモチーフにしたデザインはなかなか秀逸ですぞ。