この勝ち点1をどうとらえるべきだろうか

FC東京1−1千葉△
よく凌いだと言えばそうとも言えるし、勝てる試合を落としたと言えばそうとも言える試合だったかもしれない。


佐原の判断ミスか雨のピッチでバウンドが変わったのか分からないけど、そのシーンから今野の退場。あのレッドが厳しいのか妥当なのかは分からないけど、結局そのPKを止めたのは大きかった。


そのあと平山のプレスからラッキーともいえるPKを獲得するも決められない。あそこでグラウンダーのボールを蹴ったのはどうだったのか。いまだカボレのゴールは東京サポーターの目の前で決まっていない。


そしてコーナーキックから佐原のゴール。佐原はこれがJ1初ゴール。


ひとり少ない東京相手に攻めあぐねる千葉。そのまま前半終了。


しかし後半、金沢との接触で負傷した佐原の治療で一時的に9人になった時に失点。佐原のコメントによれば4ヶ所切れていたみたいだからすぐには治療が終わらなかったのも仕方ないだろう。でも簡単にクロスを上げさせたDFの対応はどうだったのか。人数が少ない時にはまずはチャンスの芽を摘まなきゃいかんのではないかと。


結局交代した祐介も赤嶺も見せ場なく終了。彼らは交代で入った選手なんだからもっと前からプレスをかけないと。1−1の同点でやるべきことはひとつなのだからもう少し強引にシュートを打ったっていいと思うんだが・・・。


今日雨が降らなかったらお客さんも3万人以上入っていたに違いないし、今野が退場になったシーンも訪れなかったかもしれない。勝っていれば間違いなくチームの勢いも単なる勝利以上についていたかもしれない。でもこれがサッカーってもんなのかも。試合後にユルネバを歌ったのも賛否両論あるだろうし、今日の結果は人によって捉え方は違うだろうけど、またすぐ大分との試合がやってくる。そのあとは浦和、鹿島、ガンバとの3強との3連戦。ガンバとの試合がちょうど折り返し地点。その時にどの位置にいられるか、それが勝負。でも次の浦和に勝てば勝ち点では上回るわけで、まだまだ上位戦線で勝負できるけどね。


直近の大分戦に目を向ければ、大分はリーグでは最小失点のチーム。その分得点も少ないが堅守のチームといえると思う。大分は先週の水曜もACLの関係で試合があったので3連戦目。移動もカシマ→大分→東京とけっこうハード。アウェーゴールを与えないようにしたいが佐原は大丈夫か。