悪くない内容？

×FC東京１−４鹿島○
しかしすごい霧だったな。中継でも反対側はよく見えなかったぞ。

少し前までは、「Jリーグの各チームのレベルは拮抗していて、どこのチームにも優勝のチャンスがある」とかいうコメントもよく聞いたんだけど、今はもう違うね。

だって、鹿島強いもん。ホントに今日そう思った。運動量がぜんぜん違うよな。ボールを奪うとどんどん画面の外から鹿島の選手が飛び出してくる。つまりそれだけ長い距離を走っているということだし、チャンスの数も幅も広がる。交代した選手が十分すぎる働きをした鹿島との差も感じた。

優勝争いをするチームになるためにはまだまだ決定的に何かが足りない。志向するサッカーとか、所属している選手のネームバリューとかそういうもんじゃなくて、もっと決定的な何かが足りないのかなと思う。それが「勝者のメンタリティー」とかいうものなのかもしれないけど。それは勝つことでしか得られないし、優勝できなかったとしても優勝を争うような厳しい環境で戦うという経験をしないと手に入れることはできないだろう。今の東京がまず成し遂げなければならないことは、まずは上位のチーム、鹿島や浦和やガンバのようなチームにまず勝つことだと思う。どんなにいい試合をしても勝たなければ次のステップには進めないし、上位のチームに勝たなければやはり中位脱却はできないだろう。

城福さんが試合後のインタビューで言ってたのは「１点取ってもそこから４点取られるのが僕らの今の力」、「相手の攻撃陣が前を向ける位置と、うちの攻撃陣が前を向ける位置がひとつ違うのでゴール前の迫力が違う」と。

さて、重要と位置づけていた３連戦で２連敗。ズルズル行ったら今年も中位止まりですよ。