完全なる停滞そして後退

FC東京1−1横浜△
またしても連敗ストッパーになってしまいました。


ゲームプラン(あくまで個人的素人予想)としては鍵は先制点だと思っていた。何が何でも勝ちたい鞠相手に先制できれば、相手も前がかりになってその裏を突けるかな・・・という感じで。しかし早々の失点でそのプラン崩壊。なるべく早い時間に追いつけばまだまだ流れを引き寄せられるな、と思っていたらエメの同点ゴール。さぁここからだ・・・と思って何度か決定的なチャンスはあったもののそれを生かすことができないまま時間が経過すると、後半は一方的な展開に・・・。特にカボレとエメルソンが同時に退いてからはその傾向が顕著に現れるようになった。鞠の攻撃はポストや精度の低さに助けられただけで、1−2、1−3でもおかしくない試合だった。


課題はずっと変わっていないし改善されていないが、選手の動きが足らないこと。預けたボールに対してのフォローの動きや連動の動きが足りない。もし夏の暑さや疲労の蓄積でそれができないのであれば、夏場だけでも思い切って戦術を見直すことも必要ではないのかと思い始めた。


「目指しているものは間違っていない」、「やり方を変える必要はない」とか、日ごとに目指しているものが形になってきているのを感じることができればそれも聞いていられるが、最近の試合をみていると正直停滞どころか後退だもの。京都戦もボールは繋げていたけど運動量はやっぱり足りないよ。ボールを繋ぐことが目的ではなく、ボールを回して選手が動いて数的優位を作ったり、相手を崩したりしてゴールを奪うってことが目的なわけで、ボール回しで満足なら小平で延々とやってればいいよ。サポーターはボール回しじゃなくてゴールを取って勝利するのを見に来ているんだ。夏場に毎年失速するMoving Footballを目指してるわけじゃないだろう?


中盤から飛び出してくる選手もほとんどいない状況なので、ブルーノの復帰が待ち遠しいがブルーノもスタミナに難ありだからな・・・。あとはスローインとかセットプレーとかホントに練習してんのかよ。酷すぎるにも程があるぞ。特にスローインは酷い、酷すぎる。もっと練習しろ!


平山の競り合いがことごとくファールの判定で最後のほうは平山も競るに競れなくなってしまっていたな。BS-iの金田さんの解説では「普通に競り合ってるだけ」とファールの判定に対して疑問の声もあったようだが、実際どうなのだろうか。競り合うたびに相手ボールになってしまうんじゃゲームが成立しないんでそこも改善点だな。


今の戦術を貫くのならもっと走らなきゃいけないし、現実的に手堅く勝利を目指すのであっても、もっと闘志を前面に出していく必要があるんじゃないかと思うよ。


あ、FC東京バナナ、味普通。