派遣切りとか

最近よく取り沙汰されている「派遣切り」なんかに代表されるいわゆる仕事のない人たちのことだけど、厚生労働省介護福祉士や保育士の資格を取らせるための助成制度の検討をはじめたとかなんとか・・・。


ペーニャ仲間にも介護の現場で働いている人がいるけど、そんなに介護にしろ保育にしろ甘いもんじゃないと思うんだよなぁ。


職をなくした人の中には本当に逼迫した状況に置かれている人も多いと思うけど、中には「今はちょっと寒いんで、もう少しあったかくなったら仕事を探そうと思います。」とかテレビのインタビューに答えてる危機感のない奴もいるわけで、誰でもそういった介護や福祉の現場で働けるとは到底思えないんだよなぁ・・・。


マスコミの報道の仕方が「これだけ職のない人が増えてます。これは政府の責任です」的な感じだけど、労働者側に問題がある場合だってあると思うんだよ。


この間入ってきた新人さんだって、前職は給料はよかったらしい。総支給額でいったらうちの会社の多分1、5倍くらい。別に解雇されたわけでも会社が倒産したわけでもないが、勤めていた会社が厚生保険にも入らず、採用の形も正社員じゃなく・・・なんて部分に不安を感じて、「収入面で下がってもいいから、そういうところがしっかりしている会社に勤めたい」って思って転職を考えたらしい。


うちの会社の人間と直接的に知り合いだったとかそういうわけではないらしい(知人を介してとのこと)のだが、「採用してくれたからにはなんでもやる」と言っている。まだ入ったばかりなので「誰でも最初はそう言う・・・」という域は出ないにしても、果たしてそういう気持ちで職を探している人の割合って仕事がない人のうち、どのくらいの比率なのだろうか・・・と考えたりもするな〜。


しかしながら自分がいざ転職を考えた時に(今絶賛検討中)、そういう気持ちで職探しができるかどうか。


「新しい職場になって、東京の試合を観にいく機会が減ってもいい!!」と断言できる覚悟があるかと問われると・・・正直自信がない。だから仕事の内容を選んでしまう人の気持ちもよくわかる。


何かを得るために何かを捨てる覚悟があるか、どこまで我慢できるか・・・そういうことと日々戦いながらみんな生きている(はず)だよねぇ。