挨拶文が来た

ソシオ向けに来たと思われる東京からの郵便に社長の挨拶文が入ってた。


これを読んでる人はいっぱいいるだろうから、人それぞれ感想をお持ちだとは思うのですがあえて個人的な感想を言わせていただくとすれば、「???」でした。


責任の所在はいったいどこにあるのか。穿った見方をすれば「外国人選手が補強できないのは入場料収入が上がらないせいだ」とも受け取れてしまうような気がします。だったら入場料収入を増やすためにクラブが取るべき行動は何なんだ。


前にも書いたような気がするけど、今年の駒沢の試合に自分がよく行く飲み屋さんのご夫婦を招待した。ところが招待券というものは手元にないし、招待するのに金額が記載されているチケットを渡すのはこちらとしても嫌だし、通常贈り物に値札がついたままというのは一般常識的に考えてありえない話だ。


で、クラブに「お金は払うからなんとか金額の入っていないチケットは用意できないか?」と問い合わせてみた。答えは予想通り「個別の対応は出来ない」とのことだった。5ゲームスチケットもいっぺんに2枚は使えないし、じゃあどうやって知り合いを招待すればよいのか。試合の3日前までに申し込みが必要でなおかつ当日もまず引き換えてからでないと中に入れないクラサポの招待券か。何度も言うが贈り物に値札がついたままというのは一般常識的に考えてありえない。


実際その時はコンビニで買ったチケットを渡したのだけど、当然金額は入っているし向こうは向こうで「お金払いますよ」と言うし、なんだかモヤモヤしたものが残った。もちろん個別に対応するというのが難しいことはよく分かる。でもそういうことを考えないとソシオやペーニャ、既存のファンに「新規のお客さんをスタジアムに連れてきてもらう」ということは難しいんじゃないかい?


クラブの方向性や体質として入場料収入がキーポイントならばもっと真摯にやってほしい。


いや、やっているのだと信じよう。だがそれがより多くの人に理解や賛同を得られなければ、何年経っても入場料収入が上がらず=ろくな補強もできず昇格しても優勝を目指すとは言えないような戦力のまま中位をうろつくチームにしかなんないだろ。そしてそんな強くも弱くもない微妙なチームに誰が魅力を感じてくれるのだろうか?


自分は小さなお店で働いている。お客さんが減るのはあっという間。だけどお客さんを維持してなおかつ増やしていくのがどれだけ大変なことか。


そういう小さな部分を見落としがちになっていやしないかい?


文中に「ご来場者が横ばいのクラブを、どうして企業は価値が高まったと判断してくれるでしょうか?」とある。この「ご来場者」を「クラブの成績」に、「企業」を「ご来場者」に置き換えてみりゃいいじゃないか。


ギブアンドテイクとよくいうがクラブは入場料収入の源であるサポーターやファンに対して何を見せてくれるのか?何を与えてくれるのか?


俺は応援し続けるよ。でも既存のサポーターやファンだけでは足りないのでしょう?


ならどうしたらいいか。ファンミーティングを開くのもいいだろう。でもその前にやれることがあるはずだ。


降格してそれを糧に生まれ変われるかどうかはそこからじゃないのかな。