涙より、笑顔で。
酒を飲んでどうやらそこらへんのソファーで眠っていたらしい・・・。
3時間くらいしか寝ないまま、告別式に突入。
じいちゃんってこんなに人付き合いがあったのか、と感心させられるほど多くの人が参列していた。
しかしここ3日間ほど寝不足の自分は、お経が子守唄のように聞こえて眠気をこらえるのが精一杯の状態。不謹慎すぎるぜ。
最後のほうに今回集まった自分も含めて7人の孫達がお別れの言葉を贈るコーナー(?)があったんだけど、何も考えず出てきた言葉をしゃべりました。
2年前、多少痴呆の症状は出ていたもののじいちゃんと一緒にお酒を飲めたのはあれが最初で最後。それがいい思い出として自分の中に残っている。だからまたどこかで会えた時にはまた一緒にお酒を飲むんだ。ちゃんとマイルドセブンのスーパーライトを用意しておくぜ。昔はハイライトだったよね。
式が終わり、火葬場へ。火葬場に80人も来た。こんなに身内以外の人が火葬場に来るのは初めて見た。
最後はすごく痩せていたじいちゃんだけど、骨はしっかりしてたなぁ。最後まで健康だったんだね。
そのあとさらに斎場に戻って四十九日法要も兼ねた儀式が続く。この時点でもう俺限界。ほぼ寝てた。なんて不謹慎な孫だろうか。でもホント寝てないんだ、じいちゃん許してね。
式が全て終わり、じいちゃんの家で親戚一同集まって食事。
うちの母親は6人姉妹で、その6人はもちろん、旦那さんも全員、加えて孫達でものすごく賑やかになりました。当然おじさん達は飲み始めるわけですが、俺は車で動くことも想定して飲まずにいた。なかなかない機会だから本当は一緒に飲みたかったんだけどね。だから俺は他のいとこ達の相手をしてた。
でもこんな光景、この先なかなか見られないんだろうなぁと思うと少し寂しくもあった。血の繋がりというか親戚って不思議なもので、しばらくぶりに会ってもすぐ和むというかアジャストするというか、そういうものってこれから先も大事にしていきたいな〜と思った。だからある意味「空気を読まないで」親戚が集まる場を企画するってのも大事なことなのかもしれないなと思ったり。
帰りの飛行機はまだ確定していなかったんだけど、明日帰るいとこと同じ便が安く取れたので、予定を1日早めて明日自分は先に帰ることにしました。