LIFE IS DOWNTOWN / 槇原敬之

発売日の前日に買いまして今車で聞いてるんだけど、HOME MADE家族とコラボした「もう少しだけ」という曲がいいんですよ。、これが。ラップとマッキーって合わない気がするけど、そこらへんのあわせ方はマッキーは天才的で、ほんとにうまく違和感なく曲になってるんだよな。しかもちょっと切なさげに。この組み合わせがまるで日常よくありふれたことのようにさえ聞こえる。

10年位前の「PHARMACY」というアルバムに入っていた「花水木」って曲があるんだけど、その曲はイントロにタクシー無線のノイズのような音が入っててそれにピアノが入ってくるんだけど、そのピアノとノイズがうまく重なってなんだか涙腺を刺激したんだなぁ。アレンジの才能ってすごいな〜って思う。

今回のアルバムには松ちゃんが作詞してマッキーが作曲して浜ちゃんが歌った「チキンライス」のセルフカバーも入っていたり、これまた「もう恋なんてしない」が入っていたアルバム「君は僕の宝物」の中の「遠く遠く」が’06バージョンとして収録されていたりしてなかなか聴き応えのあるアルバムですよ。「遠く遠く ’06バージョン」はNTT東日本のキャンペーンソングでガンガン流れている。この歌もいい歌だ。

マッキーは自分が初めて具体的なアーティストの名前を挙げて欲しがったCDだったので、まぁ自分の好きな音楽の原点といえるアーティストなのだ。何の曲だったかといえば「どんなときも」だったんだけど。親にねだって「じゃあ1枚だけ買ってやる」といわれて他に好きだった「北風」やら「もう恋なんてしない」やら全部入ってるのが欲しくてようやく見つけて買ってもらったらなんとカラオケメドレーだったという強烈なオチがあるんだけどね(笑)。そのころはシングルが出てアルバムが発売〜みたいな流れなんて知らなかったもんで。たぶん今でもそのカラオケメドレーのCDは持っているはずだ。