凄いものを見た

×FC東京2−4千葉○
いよいよ最終節。ついこの間開幕戦を見たような気がするけど、もうリーグが終了か・・・。ホントに時間が過ぎるのは早いよ。


フクアリまでの行き方はまぁいろいろとあるんだけど、今回は乗換も少なくてゆったり行けるホリデーパス+グリーン車プランで行くことに。横浜まで出て相方とあきらさんと一緒に上総一ノ宮行きの横須賀線総武快速線直通電車に乗る。乗る前にちゃんと崎陽軒の弁当を買い込むあたりちょっとした小旅行気分を満喫する気満々。次の新川崎でぽーちど君も同じ電車に合流。2階建車輌なので多少揺れはあるけどまぁ快適ですよ。アニジャ氏も途中の馬喰町から同じ電車に乗っていることが判明し、あとで合流。


横浜から蘇我まで1時間20分ほど。駅近くのコンビニで飲み物なんかを買い込みいざフクアリへ。フクアリの周りはなんかいろいろ出来てたね。ケーズデンキなんかも出来るみたいだし、いろいろ重なるとものすごく混みそうだなぁ。


待機列に向かう途中に名物サマナラカレーの屋台の準備をしていたお店の人に何時ごろから売り始めるのか聞いておく。10時半頃から売り出す予定だというのでまずは待機列に向かう。今日は出足が早かったようでけっこうな人がすでに列を作っていた。しかしアウェー側の待機場所は風の通り道なのか風が強くて寒い。


カレーの販売開始時刻が近づいたので店に仲間と向かうがまだやってない。というより店に人がいない(笑)。仕方がないので店の前でなんとなく待ってたらいつの間にか東京サポが自分たちを先頭にして列を作り始める。お店の人が来る頃には30人くらいの列になっていてお店の人も大慌てで準備していた。結局売り始めた頃には50人近くなっていたかも。結果的に1番乗りで買えたのでよかったかな。しかしイナゴ集団恐るべし・・・・。カレーはうまかったけどナンが寒さと風のせいで最後のほうはフランスパン状態になってしまってちと残念・・・。味スタでも闘魂カレーがいつもあるといいんだけど。


さて、試合。


開始直後は千葉に押し込まれながらもなんとか耐え、コーナーキックからカボレのヘッドで先制。前半を1−0で終え、後半早々に長友のミドルで2−0としたところまではよかった。千葉からすればまさに崖っぷち中の崖っぷち。実際守備陣は0−2になった時に座り込んでしまう選手もいた。


しかしそんな中、巻だけは必死に味方を鼓舞していた。他にも同じようなことをしている選手はいたのかもしれないが、自分の見ていた位置からはその様子がよく見えた。


それでもしばらくは東京の攻勢が続く。気持ちが切れかけていた千葉のDF陣を翻弄するが、3点目が奪えない。結果論にはなるけど、ここで3点目が入っていたら千葉の残留はなかっただろう。そして巻のあの強い気持ちがなければあっさり3点目が入っていたようにも思う。


結果は見事な短時間に4点を奪われるというなんとも情けない負け方をしてしまったわけだが、普段なら選手にブーイングでもかましているところであろうが、今年1年今までとは違ったレベルで戦ってくれたという感謝の気持ちもあるし、なにより必死の千葉の選手たちにも負けない闘志で戦っていたのはよく分かったから「1年間お疲れ様」という意味で東京の選手たちには拍手を送った。ただ優勝するチームはこういう試合はやらないわけで、そこは来シーズン以降に向けた大きな課題ですな。でもまだまだ城福体制1年目、残留が目標だったチームが賞金圏内の6位でシーズンを終えることができた。これからですよ。


そして見事奇跡の残留を果たした千葉の選手・スタッフたち、サポーターにも心から拍手を送った。普段であればこんな試合の後は怒り狂っているものだが、あの巻の姿と最後まであきらめずに掴んだ残留は、東京の慢心でもなくなにかの偶然でもなく彼らがみんなの力で勝ち取ったものです。負けたことは悔しいけれど、なにかいいものを見せてもらった気がします。


試合後は千葉駅の近くの居酒屋で祝勝会ならぬ「チクショー会」。しばらくするとジェフサポの一団が来たのでちょっとした交流もできた。が、終盤はややこちらが絡みすぎてた感があったかな・・・。


帰りも千葉駅からグリーン車で横浜まで出て帰ってきました。家に帰ってからスパサカでベルデーの福西の退場シーンを見たけど、あれが退場なんてありえない。岡田はホントに糞に成り下がったな。あれはないわ。


とはいえあの判定だけでブがJ2に降格したわけじゃないからそれは仕方ないことですね。


リーグ戦は今日で終わったけど、今年は幸いなことに天皇杯が残っている。


相手は最後の最後でかわされた清水。今年1度も勝てなかった清水。勝とうぜ!!