いったい何が起こっているのか

吉本は前々から噂があったし、現在の処遇や将来的なことを考えると期限付きでの移籍もやむなしと思っていたんだが、まさかこのタイミングで浄さんが完全移籍とは・・・。これは想像していなかった。


小山にも移籍の噂があるし、移籍金が撤廃されることでどんな選手をどれだけ抱えるかというのはクラブ経営にとって一番大きなファクターであることは理解できるんだけど、出て行くばっかりで・・・という感じは否めませんねぇ。


クラブ間移籍の期限は今月いっぱいだったか?このまま行くと外国人枠とアジア枠を残したままシーズンを戦い抜くことになるわけで、今の戦力で「優勝を」と言われても城福さんも厳しいとこだよな。


こないだ送られてきた後半の年間チケットに同封されていたファンクラブ通信の社長のコラムにも書いてあったけど、クラブが強くなるためにはユース上がりの選手で自力を固めていく必要がこれからは出てきそうですね。


さらに上を目指すために他のチームから補強をする資金が潤沢にないのなら、収入を上げるしかない。スポンサーとかそのあたりはサポーターやファンとは別の次元なので置いといて、入場料収入とかグッズ収入なんかを上げていくにはどうしたらよいのか。グッズはニーズとセンスが問われる部分だが、入場料収入はチームが強くならずに上がるほど甘い世界ではないだろう。


年間チケットを買ってもあまり意味がないと思っている層、つまり行けるときに前売りチケットをその都度買っても出費はそれほど変わらない層と、むしろ行けるときにその都度チケットを買ったほうが年間の出費としては安い、といった層にいかに年間チケットの購入にシフトしてもらうかがポイントなんですかね。


コラムの中にもあったけど「クラブを収入面で支えるため」というよりは「年間チケットを買ったほうが安いから買う」といった層がまだまだ多いのかもしれない。


僕なんかはもうすぐ転職を控えていて、今年はともかく来年以降はホームゲームにどれだけ行けるかどうかも不透明だけど年間チケットの購入をどうするか、といったことで悩むことはない。ファンクラブにも入っているし、ビッグフレームスにもペーニャの一員としてお金を出している。個人会員はやめちゃったけど。


でもこれが結婚して家庭を持って・・・例えば奥さんがサッカーにはそれほど興味はなくて・・・みたいな状況なら「行けるときにその都度チケットを買えばいいじゃないの!25,600円(ホーム自由席年チケ代)あればどれだけの事ができると思ってるの!?」なんて奥さんに説教を始められたらかなわんなぁ・・・。


ちょっと話がずれたけど、「年間の経費的に考えればその都度チケットを買ったほうが安いけど、クラブのためだから年チケは買いますよ」というお客さんを増やさなきゃいけないわけですね・・・。そのためにはチームが強くならなければねぇ。補強にかかるお金を一種の投資として先に出すのか後から出すのか、クラブ運営の姿勢が問われる時期なのかもしれませんよ。


逆にサポーターとしては自分にとっての「サポート」とはどういう事を指すのか考える時期に来ているのかもしんないね。もし胸スポンサーが決まらなかったら推定3億円とも言われるスポンサー収入。ひとり30,000円×10,000人で3億円。もしやったとしたら実現できるかな?