完勝!

FC東京2−0川崎×
昨晩、そろそろ寝るかと夜中の3時過ぎにmixiを覗いたらアニジャ氏がもう起きていた(笑)。


そして8時ごろ目が覚めた。もう少し寝ようかな〜という誘惑を「みんな始発なんかで来てるんだ、kobeiさんなんか現地で寝てたんだぞ!」と思って断ち切り、9時半頃待機列に到着。みんなの眠そうなこと。しかも風が強くて寒い。でも晴れ渡ったいい天気。


開門してゴール裏中段に陣取る。コンコースであきらさんが仕入れてきたマッチデーを売るのを手伝った。あっという間に完売。ちょっとは人助けできたかな・・・。


さて、試合。川崎に先制を許すようだと厳しい展開になるだろうと思っていた。


序盤から川崎の攻勢が続く。東京は中盤でのミスが目立つ。特にヨネは雰囲気に呑まれていたのかミスが多かった。ジュニーニョが超決定的なチャンスを外した直後、そのヨネが見事な無回転ミドルを叩き込む。


沸き立つゴール裏。だが何もまだ終わっていない。なにより川崎の攻撃陣を零封するのはかなり難しいと考えていた。


しかしこのゴールをきっかけにヨネが立ち直る。いつの間にかペースは東京のものになっていた。先制された焦りもあるのか川崎の攻撃はロングボールと個人技に頼りがちな単調なものが多くなってくる。波状攻撃という感じはしなかった。コーナーキックが連続して続いたけど、集中して守りきった。


そして後半も川崎の攻勢は続く。


が、カウンターのチャンスを掴むと達ちゃんが左サイドからクロス。そこに合わせたのは平山。川島の手をかすめてボールがネットを揺らす。またしても沸騰するゴール裏。


が、まだ何も終わっていない。早い時間に1点返されるようだと流れは川崎に一気に傾く。だから早い時間帯の失点だけは避けたかったが、権田のファインセーブもいくつかあって得点を許さない。


こういう展開だと時間が過ぎるのが遅く感じるんだけど、今日は逆に早く感じた。東京はいつものサッカーを決勝の舞台でも堂々と披露していた。


そして試合終了のホイッスル。ペーニャの仲間と抱き合って喜ぶ。不思議と涙は出なかった。微塵も負ける気はしていなかったから。でもまさか2−0とは。そして点差以上に内容で上回っての勝利。まさに完勝と呼ぶにふさわしい結果だった。


表彰式でカボレのユニフォームを着て壇上に上がる羽生、浅利のユニフォームを着ている藤山。そしてピッチ上で号泣する浅利。もうなんとも言えない光景だった。