いろいろ考える

来季の事について社長がいろいろと話しているようですが、何ていうのかなぁ・・・、今はあの発言内容はいかがなものかと正直思います。


もちろん報道で書かれていることが一字一句そのまま社長がしゃべったことだとは思いません。例えば今日のトーチュウには「今いる選手を全員抱える事はできない『かも』しれない」と書いてあるけど、他メディアの多くは今いる選手を全員抱える事は『無理』とか『不可能』、『人件費が払えるはずがない』と早くも白旗を掲げたかのような報道です。


僕もある程度大人なので、今の戦力をJ2に降格したチームの予算で持続することは相当に難しい・・・というより赤字経営が認められていないJリーグにおいては不可能に近いことだというのは分かります。


ただ収入源である年間チケットの継続人数をできるだけ維持するためにも、ああいう発言はなるべくしない方がいいんじゃないかと。「発言するな」ということではなく、それこそ「来季の事はまだわからない」と言い続けた方がいいと思う。ああいう報道を判断材料にして来季の年間チケットの購入を辞めてしまう人も多くいるのではないか、そう思うのです。


甘いかもしれないけど僕ならこう言います。「来季の事はまだわからない。厳しくなるのは事実。だけどクラブとしては1年でJ1に戻る、それを達成するために出来る限りのことをする。だからサポータ、ファンの皆さんにも出来る限りの支援をお願いしたい」と。「無い袖は振れない」ということを発信して淡い期待を抱かせないのも大切なことなのかもしれませんけどね・・・。


できるはずのないことまでブチ上げとけ、とまでは言いませんが今は「クラブとしては1年で戻るのが最優先。そのためにもサポーターの皆さんにも助けてもらいたい」と言ってしまうほうがいいのでは。クラブサポートメンバーも今年は下部組織のためという名目だったけど、来季は「クラブ収入の一環」として募集すれば加入者も増えるよきっと。


一部のスポンサーが撤退するのは避けられないでしょう。何人かの選手がチームを去ることにもなるでしょう。結果的にそうなったとしても、今の段階で後ろ向きな発言しか表に出てこないようなフロント体質なら、選手だけにではなくサポーターにも見限る人は出てくるのではないか?


「フロントがこんなこと言ってるようじゃ来年も期待できないよ」。そう思って年間チケットの更新をしない人は多くいるはずです。


真実はそうでなくとも「お金がない、払えないとしか言わない」と思われ、至上命題である「1年でJ1復帰」を二の次にしているようなイメージはクラブに取ってマイナスにしかなりえない。個人的にはそう思います。


降格した後の収入シミュレーションもいいけれど、降格してもまた這い上がるための筋書きはお金だけでなく、クラブとしてどんな行動をし、どんなビジョンでどういったことをするのか、そういうところまで考えておいてほしかった。少なくとも昨日今日の報道を見る限り、「俺(私)はサポートし続けるぞ!」というモチベーションになった言葉はフロント方面からは感じられなかった。


「来季も大熊監督で行く」と一番責任を取らなきゃいけない強化部長がペラペラしゃべってしまうようでは「おまえは責任取らないのか?」と言われてしまうだけじゃないだろうか。大熊監督が悪いというのではありません。ただその発言の発信者とタイミングが悪いと思う。


昨日も書いたけれど僕個人としては年間チケットは継続します。クラブサポートメンバーも「クラブ強化のため」という名目なら払います。


力が足りなかったのは選手もクラブもそしてサポーターにも言える事じゃないかと思うからです。だから自分もできる限りのことはしたい。それはゴール裏で声を出すことなのかもしれないし、金銭的なものなのかもしれない。


リーグの中でも観客動員数の多いクラブに入るのだから、その人たちが「お金を出そう」、「出し続けよう」、「スタジアムに足を運んで応援しよう」。そう思わせる何かを発信してほしい、そう強く願います。


J2は日曜開催ゲームが多いような気がするから来シーズンは結構行けるかもしれないなぁ。


まぁなんていうかここで言ってもあまり効果はないのかもしれないけど・・・。


東京を愛するみんな、頑張ろうよ!


あ、バレーの方は今日は東レに1−3で敗れたようです。ただ開幕白星スタートっていうのは幸先いいですね!