訃報

鹿児島に住むじいちゃんが亡くなった。享年91。


朝早く親から電話があって、「じいちゃんの具合が悪そうだ」と。両親はつい先日にも鹿児島に帰っていて、その時ももう長くはないと感じていたそうだが、そんな矢先の一報。


なので最短で帰れる飛行機を探しているとのことだった。


けど明日から大型連休、そう都合よく空いているはずもなく、見つかったのは日曜日の便。自分もちょうど日曜日から休みの予定だったので同じ日の別の飛行機で鹿児島に向かう手配をした。


だが、午後「亡くなった」という連絡をもらう。


ちょうど仕事場にひとりだったので泣きました。「なんであと3日待ってくんなかったんだよ」と。


でもよく考えてみれば、ばあちゃんが亡くなったのがもう23年前。その間ずっとひとりで生きてきたんだもんね。もちろん周りには娘もいたし、孫もちょくちょく遊びにきていたし、23年間孤独、というわけではなかったのだとは思うけど、やっぱり淋しかったんじゃないかな〜って思う。男は結局淋しがり屋な生き物だから。


2年前、俺と親が帰るのを見送るじいちゃんの姿がとてもとても淋しそうだったのを思い出します。


急遽こういう事情になってしまったため、明日から休みを前倒しでもらうことにして、鹿児島に帰ります。


その後親から明日の便が取れたと連絡があったのでちょうどよかった。